GoogleがGmail、Google docs、Google mapsなどの開発用に使用しているツール群をオープンソース化するということで、その第一弾としてJavaScriptのコンパイラ:Closure Compilerが公開されたのでここで紹介する。
コンパイラと言っても実際にマシン語などに変換するわけではなく、より良いコードへと最適化してくれる、という表現のほうが正しい。また文法的な間違いも検出してくれるのでJavaScript開発者にとってはかなり嬉しいツールとなるだろう。
使い方は簡単でこのページにコードをペペッとはっつけてあとはCompileボタンを押下するだけ。これだけで右側に文法チェック後に最適化されたコードが出力される。エラーやらワーニングがなければペペッとコピーするなり「The code may also be accessed at <ファイル名>」からファイルをダウンロードすればよい。ちなみにこのファイルは一時間限りの限定的なものなので、開発時において一時的に直接参照するのは良いだろうが、本番環境にあるファイルから直接参照するようなことはやめよう。
また、上記で紹介したWeb上のツールも短いコードをテストする分には良いけれど、少しでも規模が大きくなってくると毎回の設定が面倒になってきてしまうだろうから、こちらのAPIを使用することが推奨されている。使ってみて勝手が分かってきたらこちらのほうもおいおい紹介しようと思っている。
今まではコードの軽量化のためにjsminのC#コードを少しいじって使用していたけれど、文法チェックまで行えるClosure Compilerのほうを今後はメインに使っていくことになるだろう。
追記 2019/1/17
とある筋からUIがもっと初心者フレンドリーなJavaScriptとCSSの圧縮サービスを紹介されたので合わせて紹介しておきます。
https://www.websiteplanet.com/ja/webtools/jscssminifier
少しJavaScriptをいじるだけの人や、開発が本職ではない人には上記のサイトの方が親切でわかりやすいので良いと思います。
ただ本職でゴリゴリ開発する人はhttps://webpack.js.org/とかを開発のフローに入れた方が効率は跳ね上がるのでそちらを参照してください。
0 件のコメント:
コメントを投稿